教えて 創業の先輩

酒食屋はじめ / 島谷強 さん / 平成30年7月創業 / 三原市沼田東町在住

京都の仕出し店を振り出しに、
地元の老舗和食店を経て、この道36年。
初心に返り健康志向の居酒屋オープン
食材にこだわり、まごころ込めた料理を提供

酒食屋 はじめ

「酒食屋 はじめ」の事業内容は?

材料も調味料も、体によいものにこだわり、食器を洗う洗剤も硫酸系界面活性剤不使用で、一貫して「お客様の健康」を重視した店づくりに力を入れています。ランチタイムは日替わりランチを中心に各種ランチ(8種類)を用意しております。特に天ぷら・お刺身・海鮮丼が大好評で、お客様の声から生まれたよくばりW丼(天丼/海鮮丼)が好評を得ております。夜は多彩なメニューを楽しんでいただける低価格の居酒屋で、飲み放題も。

酒食屋 はじめ

起業した動機は?

京都の仕出し業者を振り出しに、飲食業界で36年間仕事をさせていただきました。最近までは三原市内の居酒屋で18年間料理長を経験。退職を機に初心に返り、お世話になったいろいろな方に恩返しできるよう、経験を生かして、三原の方に喜んでいただこうと独立を決意しました。店名の「はじめ」にも、「はじめからやり直す」「初心に返る」という気持ちを込めています。

起業するための準備は?

最初は物件を探しから。ネットで空き店舗を検索したら三原駅近く、帝人通りに良さそうな物件がすぐに見つかった。現地を見て即決したのが今の場所で、とても幸運でしたね。改装工事をお願いした業者さんには、確保したい席数から逆算した設計で、厨房も思っていた以上に余裕があり、調理や接客もしやすい空間にしていただきました。改装には三原市の空き店舗対策の新規出店支援事業も活用しました。当初は5月か6月オープンの予定で準備を進めていましたが、改修に少し時間がかかったことと、7月の西日本豪雨災害による断水で準備がいったん止まり、皆さんの協力のおかげで7月18日にようやくオープンできました。

酒食屋 はじめ

起業して良かったことは?

チラシの効果もあってランチを楽しみに来てくださる人が増え、「安くておいしくて、健康にもいい」というコンセプトに共感いただき、夜営業のお客様、特に女性客からの予約が増えています。商売に手ごたえを感じることができ、うれしいですね。過去に勤務していた店のお客さんもふらっとよってくださり、ご縁のありがたさを感じます。

起業を目指している人へ、メッセージを。

困っていることには助けの手が差し伸べられます。ぜひ、いろいろな人に積極的に相談を。私は店舗のオーナーさんから三原市の創業支援制度を教えていただきました。支援制度をうまく活用するのも一つの手段だと思います。私たちのお店のある帝人通りに出店していただき、一緒ににぎわいを創出したいですね。



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酒食屋 はじめ

住所:広島県三原市港町1-7-8
電話:0848-38-1159
営業時間:17:00~22:00(LO21:30)
定休日:日曜日 第1・第3月曜日