◆はじめに
株式会社まちづくり三原(本社:広島県三原市、代表取締役:赤利俊彦)は、統括マネージャーの泉 太貴(いずみ だいき)が2025年4月1日付で総務省の『地域力創造アドバイザー』に選出・就任したことをお知らせいたします。
広島県内からの選出者は2025年度では弊社泉が推薦され、その幅広い地域づくりの実績と先進的な取り組みが全国的にも評価頂くこととなりました。
◆地域力創造アドバイザー制度の概要について
「地域力創造アドバイザー」は、総務省が実施している地域活性化のための外部人材活用支援制度です。
地域の課題解決に向けて専門的な知見を持つ人材を自治体が招へいし、指導・助言を受ける場合に、総務省が自治体に対してその経費を特別交付税措置(上限額まで100%補助)する仕組みになっています。
自治体はこの制度を活用することで、自らの負担を抑えて外部の専門家から支援を受けることが可能です。地域力創造アドバイザーに選ばれた人材は総務省の「地域人材ネット」に登録され、全国の自治体からの相談に応じて活動します。
詳しくは総務省のHP:https://www.soumu.go.jp/ganbaru/jinzai/
◆統括マネージャー 泉 太貴(いずみ だいき)のプロフィール
学生時代からまちづくり活動に関わり、広島県三原市を拠点にデジタル技術の活用(DX推進)、空き家問題の解決、観光振興やeスポーツの導入など幅広い分野で地域課題解決に取り組む。
・2018年に株式会社KOTOYAを創業し代表取締役として地域ビジネスを手掛け、現在は一般社団法人三原観光協会の副会長も務め、地域観光の振興にも取り組んでいます。
・2019年には地域のeスポーツ協会を設立して会長に就任。
・2020年には三原市中心部の商店街組織「三原商栄会連合会」の会長も務め、コロナ禍での地域経済支援策(プレミアム付商品券「おまもりチケット」の企画・運営など)を主導。
・2022年より株式会社まちづくり三原の統括マネージャーに就任。
・2024年三原観光協会副会長に就任。
◆主な取り組みと特徴
•川上から川下まで一貫した支援:
計画立案など上流(川上)から現場での実践(川下)まで、まちづくりプロジェクト全体を通じて支援しています。中心市街地活性化のビジョン策定や戦略づくりから、現地でのイベント企画運営まで一貫して関わり、プロジェクトが実行段階まで円滑に進むよう伴走します。
•新たなお祭りの魅力想造:
地域のお祭りの活性会により組んでいます。お祭りの市外県外からの集客方法や、お祭りを活かした観光コンテンツの造成、また、市外県外からもお祭りに参加できる枠組みづくりなどを行い、お祭りを収益を確保することと、担い手確保を生み出し、持続可能な環境につなげています。
•担い手づくり・関係人口の創出:
地域外の人々との多様な関わり(関係人口)を増やして、地域の担い手獲得に向けた取り組みにも力を入れています。コワーキングスペース「arica(アリカ)」の運営支援や、地域おこし協力隊との協働プロジェクトを実施。さらに、現地体験ツアーの企画運営や都市部(東京等)での移住・交流フェアへ参加するなど、移住希望者やリモートワーカーなどとの継続的な交流機会を創出し、将来的な移住・定住や地域応援につながる関係人口の拡大に寄与しています。
•先端技術(AI/Web3/DAO等)の活用:
地域課題の解決にブロックチェーンなど先端技術を取り入れる先進的な試みも行っています。三原市では全国に先駆けて地域DAO(分散型自律組織)の実証実験「MACHIDUCREW DAO」を推進し、Web3技術を活用した地域コミュニティづくりに挑戦。また、AIカメラを用いた歩行者通行量の調査・分析によるデータ駆動型のまちづくりなど、DXの視点から地域の課題解決に取り組むなど、テクノロジーを駆使した新しい地域づくりモデルを提案しています。