教えて 創業の先輩

古民家カフェ&宿むすび / 田中裕士 さん 田中咲子 さん / 令和元年5月創業 / 三原市須波在住

子育て夫婦 大阪から移住し夢かなえる
海沿いでむすぶ 人と人 人と料理 人と空間
築100年の古民家でカフェと宿オープン

古民家カフェ&むすび

「むすび」の事業内容は?

瀬戸内の海岸線、日本庭園のある古民家で、ランチとカフェ、1組限定の予約制ディナーと1組限定の宿をご提供しています。地元産の旬の素材を使い、日替わりのランチやディナーをお楽しみいただきながら、ゆったりくつろげる空間です。ありがたいことに、オープン後1カ月にも関わらず多数ご来店をいただいていますが、本当のファンになっていただけるか、真価が問われるのはこれから。移住組の私たち子育て夫婦が大好きになったこの町の魅力を、多くの方にご案内していきたいですね。

古民家カフェ&むすび

起業した動機は?

東京、大阪で芸能活動に携わる中で、舞台の幕が降りて「楽しかったよ」と劇場からお帰りになるお客さんの笑顔と、餃子店を経営していた際の「ごちそうさま、おいしかったよ」と飲食店からお帰りになるお客さんの笑顔って共通しているなと感じていました。その時から、夢は「海の見える場所で古民家カフェ」。東京、大阪でカフェダイニングスタッフをしていた妻も、同じくカフェ経営が夢。1年前にご紹介いただいた築100年の古民家が三原にあり、縁もゆかりもない土地でしたが、すぐに一目惚れ。「ここでカフェと宿を」と決心しました。

古民家カフェ&むすび

起業するための準備は?

大阪時代は古民家カフェ巡り、三原に引っ越してからも尾道~福山で飲食店100軒を研究し、マネできる点を探しました。まちづくり三原さん主催の創業塾では、SNSの活用や原価計算を学びました。創業塾のご縁で金融機関に資金計画のアドバイスをいただき、造園会社の方からは荒れた日本庭園の整備のアイデアとサポートをいただきました。飲食の専門家のご指摘のおかげで内装工事の不備を改善できたことにも感謝です。開業前からSNSに興味があり、三原に移住後すぐ、1年後のオープン予定を告知するインスタを始めました。オープン直後からの賑わいは、その成果でもあると思います。

古民家カフェ&むすび

起業して良かったことは?

大阪での飲食店時代、収益が上がらず苦しい時期に、専門家から「顧客の年代を想定して商品サービスを絞れ」と言われて「?」となった自分がいました。むすびでは、幅広い年代のお客様が写真に写っていた新聞記事の影響か、様々な年齢層の方にご来店いただいています。SNS経由で遠方からの若い世代の方にも多くご来店頂いており、20代から90代まで幅広いご来店の中、「机上の理論と現実は違う」と面白さを感じました。デザートの価格やメニューの変更など常に「求められていること」を考えながら仮説を立て検証していく、そんな実践の連続が一番楽しいですね。海岸沿いの新店も増え、皆さんと一緒に三原を盛り上げていける期待と手ごたえを感じています。

古民家カフェ&むすび

起業を目指している人へ、メッセージを。

立地と資金計画と準備で成否の8割が決まると思います。オープン後は運営に追われ大きな修正は難しくなる。誠実に夢を語りながら、創業の支援機関を含めていろんな方に相談を。「自分ひとりでできる」という考え方が一番損をします。サポートしてくださる方、本気でダメ出ししてくださる方、いろんな方に相談しながら準備を進めてほしいですね。地域のおつきあいも大切です。須波での開業も大歓迎!一緒に三原を盛り上げましょう。




 ≫ インタビュー一覧に戻る 

古民家カフェ&むすび

住所:広島県三原市須波1-2-19
電話:0848-88-9155
営業時間:
ランチカフェ 11:00~17:00
ディナー 18:00~21:00(2日前までの予約制)
宿泊:
チェックイン 15:00~21:00
チェックアウト 10:00
定休日:火・ 第2第4月
Instagram:@musubi_mihara