教えて 創業の先輩

い草工房&喫茶 ひよめき / 河内花絵 さん / 平成30年9月創業 / 三原市大和町在住

い草に魅せられ 大和町に和カフェと工房
食を中心に持続可能なライフスタイル応援
毎週イベント開催 前向きな人が集う場に

い草工房&喫茶 ひよめき

「ひよめき」の事業内容は?

大和町フルーツロードと芦田川が交差する福田地区で、カフェやい草製品の販売などを手掛けています。畳の間で提供するフェアトレードのオーガニックコーヒー、無農薬や有機栽培の食材から手作りする焼き菓子、自家製豆乳ヨーグルトを使うスムージーなどが好評です。ランチは予約制で、海外旅行好きの私が現地で気に入ったおかずを盛り合わせたベジプレートを始めました。毎週開催のイベントでは、世界の文化や、化石燃料に頼らず自然と共生する知恵、自分らしく生きるIT活用等のテーマで参加者と一緒に学び、共有しています。

い草工房&喫茶 ひよめき

起業した動機は?

栃木出身で、関東のオーガニック食品輸入会社に勤め、レシピ開発やネット通販担当などの業務をしていた私が、い草の可能性に魅せられたのが起業のきっかけで、機織りの音が問題ない地域に工房を構えようと考えたのが3年前。尾道に引っ越して、世羅のカフェでアルバイトをしながら、通勤中に眺める山間部の風景に一目惚れ。自然に恵まれた環境で「学びたい」「発見したい」そんな前向きな方々が気軽に集まれる拠点を作るなら「まずはカフェが必要だ」と起業を決めました。

い草工房&喫茶 ひよめき

起業するための準備は?

店舗の改修費用は補助金を使わせて頂き、工事の資金の一部を確保できたのは、相談した三原市役所商工振興課とまちづくり三原さんのおかげ。裏山を背に、土間のある典型的な農家の家で、前の住人の家財整理と、水路作りなど水はけ対策から始めました。独学のDIYで工事を進め、天井や水回りの専門的な工事は友人が紹介してくれた地元の大工さんに依頼を。お菓子やランチの材料の仕入れ先となる地元農家さんの開拓は、健康に優しい食材が集まるイベント「おのみち家族の台所」を通じたご縁が今も広がっています。前の職場もオーガニック食品の取り扱いで協力してくれました。

い草工房&喫茶 ひよめき

起業して良かったことは?

準備に四苦八苦しつつ相談する中で知り合いが増え、心強さを感じたこと。関東在住の頃は想像すらしていなかった、丸ノコやチェンソーを使うDIYスキルが身についたことも(笑)。自分で自分のお店を作っていくことの楽しさを味わえました。またやりたいことがどんどん増えていく自分に気づく、自らの成長も嬉しく感じます。今はSNSのみの宣伝ですが、イベントを開催すると井原など遠くからでも初めての方が参加して楽しんでくださいます。そういった出会いの広がりが、店を持つことの醍醐味のひとつですね。

い草工房&喫茶 ひよめき

起業を目指している人へ、メッセージを。

店舗改修工事は、異なる得意分野を持つ職人さんに手伝ってもらい、ひとつひとつ丁寧に確認しながら進められるとベストかもしれませんね。また起業準備は自分でやらなければならないことが多く、しかもどんどん増えていきます。私はかなり短期間で、無理して準備を進めてしまったため、オープン後も商品サービスの試行錯誤が続きます。冬場の営業が厳しい地域だということも、移住して初めて知りました(笑)。早い段階から余裕を持って計画し、じっくり準備を進める方が、理想的なスタートを切れるのではないでしょうか。




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い草工房&喫茶 ひよめき

住所:広島県三原市大和町福田1165
電話:070-5026-0350
営業時間:12:00~18:00
営業日:フェイスブックページでご確認ください
ホームページ:hiyomeki.business.site