Private salon Pomme(ポム) / 松前志穂 / 令和6年12月創業 / 三原市宮沖在住
海が近くにある生活に憧れて移住 サロン開業
完全予約制でトータルエステ提供
多様な施術経験と国際ライセンスで差別化
Private salon Pomme(ポム)の事業内容は?
フェイシャルからヘッド、フェイシャル、ボディ、足つぼの各種マッサージとスリミングトリートメントまで、全てが揃う完全予約制エステサロンです。世界水準の理論と技術を兼ね備えたエステティシャンを養成する国際的な教育機関CIDESCO(シデスコ)の国際ライセンスも取得しています。手技が基本ですが、マシンも導入しています。「全メニュー1回ずつ初回に限り20%OFF」や回数券導入などリーズナブルな料金体系で、月替わりキャンペーンでは毎月1つのメニューを特価で体験していただけます。最近は親子でご来店のお客様も増え、ありがたいですね。
起業した動機は?
ファッション学校卒業後、ランジェリーショップ勤務時の、お客様の肌に直接触れる体験をきっかけに、姿勢や体形、肌、脳…と「美の体現」自体への関心が高まり、独学を進める中でエステの道に。「どんなお客様にも最適な施術のできる一流のセラピストとして独立したい」と海外に留学。ライセンスを取得して多彩なお客様への施術で経験を積み、広島やドイツ、神戸での勤務の後、エステスクール講師時代に、数か月しか受講していない生徒達が開業する姿を見て「誰でもなれる、では意味がない。一流のセラピストにしかできないサロンを」と本気になりました。
起業するための準備は?
旅行先で見た三原の海に憧れて大阪から転居を決意。自宅兼サロンを実現できそうな物件に出会い、「退去時の原状回復不要」の条件にも恵まれ、先に引っ越してきたドイツ人の夫がDIYで内装をリフォームしました。ヨーロッパの田舎町のイメージで、非日常を味わえる特別な空間に。並行して三原市役所への移住相談からご紹介いただいた㈱まちづくり三原で、市内のエステ事情を聞いて、写真家にもつないでいただき、わずか2カ月の準備期間で開業しました。広告は極力コストをかけず、HPは雛型がおしゃれな無料HP制作サービスjimdoでの自作です。
起業して良かったことは?
一番は、家族との時間を大切にできること。休みには須波海浜公園で子どもと海水浴を楽しんでいます。また勤務時代の「多忙でも、こなすだけ」の仕事だとお客様へのサービス品質も下がりがちですが、独立すると、一人一人にしっかり向き合えるため、大きな喜びを感じています。お客様の「今までのマッサージと全然違う」「気持ち良いだけなく、体も変わった」とのお声や、「エステなんて…」と思っておられた子育て中のお客様に「世界が広がった」とお喜びいただけたことも励みに。新規はご紹介が多く、中でも今は看護師の方からの紹介で広がっています。働くママたちに喜んでいただけることも大きな幸せですね。
起業を目指している人へ、メッセージを。
私は2カ月という短期間で開業しましたが、ぜひ準備期間も含めて余裕のある事業計画を立ててほしいですね。また「経営の継続」「来店の継続」を両立させる価格体系には悩みました。値決めは経営者の大きな決断なので、しっかり検討を。私は三原に全く縁がなく、知り合いも皆無で、HPの写真モデルを探すのも一苦労でしたが、仲間や応援団が多いと心強いと思います。私には自宅兼サロンから将来は独立した店舗へ、という夢があります。夢の実現を目指して、一緒に頑張りましょう。
Private salon Pomme(ポム)
住所:三原市宮沖5丁目1-16
営業時間:9:30~18:00
定休日:日曜日
HP:https://www.salon-pomme.com/
Instagram:https://www.instagram.com/estheticsalon_pomme/